中国史 まとめノート
仏教
四諦(読み:したい)(The Four Noble Truths)とは仏教用語で4つの真理(諦め)ということであり、現実の苦しみにどう向き合っていくかを表した考え方である。釈迦が人間を苦しみから救うために説いたものとされている。
苦諦 ― 一切は苦である。
集諦 ― 苦には原因があるということ。
滅諦 ― 苦は滅するという真理。
道諦 ― 苦を滅するという真理。
釈迦の教えというのは、内面による苦しみは克服できるという考え方で、個人がその問題をどうとらえるかで苦しみから解放されるというものである。自己愛 (自分は特別なんだという認識) を捨て、自分は生きとし生けるもの全て同じ存在であり、良し悪し関係なく、結果をそのまま受け入れることが大切と説いている。
仏教の教えによる、人間の最終的な終着点は涅槃(ねはん)(Nirvana)を達し、二度と生まれ変わることはないということ。
大乗仏教(Mahayana Buddhism)は偉大な乗り物という意味で(大衆を救うことを追及する、The Great Vehice), 小乗仏教(Hinayana Buddhism)は小さな乗り物(己の救いを追及する、The small Vehicle)という意味がある。.
中観派(Madhyamika)は中国、韓国、日本に伝えられた。教えの根幹に縁起や無自性(The doctrine of emptiness)がある。.
浄土教(Pure land Buddhism)によると、阿弥陀仏を唱えれば、生まれ変わることが出来る。浄土教は大乗仏教(Mahayana Buddhism)の一派である。観音菩薩、観音様(Avalokitesvara) (Guanyin) は困っている人達を分け隔てなく救う理想象として作られた。
仏教から由来する祭りは中元節(The Hungry Ghost Festival)である。太陰暦(Lunar Calendar)の七月に行われる。人々は先祖の墓に食べ物やお金をお供えする。魂が無事元の場所に帰れる様にランタンを川に流す。
新年・結婚式
結婚式について
喜の漢字を2つ書かれてたものがご祝儀などに使われる。ラッキーカラーは赤。婚約日はお互いの両親の所へあいさつに行く。
結婚するカップルの誕生日がとても重要だと考える。
新婚カップルは赤かピンクのベッドシーツを使う。Nephewがそのべっどでバウンドすると子宝に恵まれると言われている。
結婚式で、カップルは両家の年配者にお茶を出す習慣がある。新郎(groom)の家族は親族に食べ物を投げる習慣がある。ご祝儀でほとんど賄えるらしい。
一歳の子供を持つゲストが出席している場合は赤く染められた玉子が送られる。
新年について
新年(Spring Festival)は旧暦で数えられている。そのため、世界的に使われているグレゴリオ暦とは異なる。新年に食べるものとして、魚料理、餃子、団子などが食べられる。それぞれの料理・食材に縁起の良い意味合いがある。例えば、魚は豊かさ、お金や生活に余裕があるという意味がある。鶏肉は子孫繁栄、春巻きは金貨の様な見た目からお金持ちになる、餃子も金運が上がるという願いが込められている。もちは、中国語の年年高という言葉にかけられ、年々暮らしの質を上げていくという願いがある。