アメリカの大学生活---日記

ミネソタ州立大学ムーアヘッド校 会計学部を5月に卒業して帰国し、税務の仕事してます。

Comm100 Ch17 まとめノート

Ch17 Special Occasion Speech

Special Occasion Speechとは、会場や式場で大衆の前で読まれるフォーマルなスピーチ。典型的なものは、Speech of introduction, Speech of Presentaion, Speech of Acceptance, Speech of commemorationなど。

このSpecial Occasion Speechでは、今まで扱ってきたスピーチよりも、誰に向けてのスピーチなのかを明白にすることが大切である。話の中に出てくる人物についてはインタビューなどを通してよく調査しておくこと。もし、可能であれば、司会者に時間制限、声のトーン、スピーチに期待されることを前もって確認しておくこと。

 

Special Occasion Speechはよくぶっつけ本番(Off the Cuff)で行われることが多いが、印象に残るスピーチには、的確で印象深い言葉のチョイスが含まれている。出来るだけ辞典を使って、その場に最も適している言葉を選んでおく。

 

A speech of Introduction(スピーカーを紹介する)のプロセス
1. スピーカーの経歴について話す。(資格、前職、学歴など)
例)山田教授は、前K大学学長であり、1960年に経済学の学位を取られました。

 

加えて、これから紹介する人物(この例で山田教授)とIntroduction している人物の共通事項について話をしても良い。
例)私は、山田教授がM大学で教授をしている時の彼の生徒でした。

 

最初にするべきことは、スピーカーの情報をオーディエンスに伝え、そのスピーカーがその場でスピーチするに値することを示すことである。

 

次にすべきことは、オーディエンスが求めているスピーチを把握し、それを提供することである。なぜ、オーディエンスはそのスピーチを聞く必要があるのか納得させること。

 

最後に気を付ける事は、好意の持てる暖かい雰囲気を創ること。スピーカーが話しやすい雰囲気にすること。

 

Speech of Introductionの構成例
1. 表彰式のスピーカーである山田教授はたくさんの経験をお持ちです。
a. 山田教授の経歴は…。
b. 山田教授のその他の経歴は…。
2. 山田教授は、理想の叶え方について話してくれます。
a. 山田教授は、各々がどの様に理想を追い求めるべきかについて語ってくれます。
b. この話は、彼があなた達と同じくらいの大学生だった時に気付いたことです。

Speech of Introductionで気を付けること:
1. Be blief (手短に) 2~3分くらいで
2. 感情がオーディエンスに伝わる様に読むこと。オーディエンスに共通することを紹介すること。スピーカーのToneと合わせる。最後に、スピーチがOccasionに相応しいか確認する。

Speech of Presentationについて
Speech of Presentationとは、公の場で表彰するスピーチである。アカデミー賞やエミーショーなど。Impromptuの形式で行われることもある。

 

Speech of Presentatonの目的
1. その賞についての背景、歴史、価値をオーディエンスに知らせること。
2. なぜその受賞者がそれに値するかを述べること。誰が見ても納得出来る明白な作品や記録を紹介する。曖昧さを含む言葉は避けること。(fluffy, superfluousなど)

 

Speech of Acceptance (授与後のスピーチ)
受賞者がコメントを求められない場合もあるが、thanksやbrief remarksをする方が好ましい。


Speech of Acceptanceの3つの目的:
1. 賞を送った団体関係者に感謝を述べる。
2. これまで支えてくれた人達に感謝を述べる。(家族、友達、同僚など)
3. 賞を受賞したことで社会がどう変わっていくか、受賞した意味を述べる。(人種差別問題など)

 

例)
1. 感謝を述べる。家族や同僚など。
この賞をK大で受賞できて光栄です。特に、学長からこの様なお言葉頂き光栄です。多くの関係者達がこの成功に至るまで助けてくれました。

3. その賞を受賞した価値・意味を述べる。
ここに来た時は上手くやれるか不安でしたが、苦労してきたことは報われました。皆さんに努力はいつか報われることを伝えたいです。

発表時の注意点:
受賞に対して謙虚に愛想よく振る舞う。いつもよ誠実さを示す言葉を使うこと。
手短に行う。2-3分くらい。前もって準備できるなら、辞典を使って印象深い言葉を選ぶ。

 

Commemorative Speechについて:
Commemorative Speechは貢献した人を称える、あるいは追悼で読まれるスピーチ。記念祭や弔辞(eulogy)も同類である。

 

Commemorative Specchの目的:
1. 受賞者に対して出来るだけ多く話す。経歴をクロノロジカルに述べていく。
2. 受賞者とオーディエンスを関連付けていくこと。オーディエンスにとって、受賞者はどの様な存在なのか。
Eulogy Speechではおもしろさを入れてもいいし、seriousにしてもいい。とてもseriousな出来事によるeulogyであれば、この上ないほどseriousなものであるべきだろう。Manuscriptを読み上げることになるが、アイコンタクトを忘れない様にする。