棚卸立会 (店舗編)
倉庫編に続いて、今回は店舗編。
- 商品カウント
- 現金カウント(レジ、大抵、営業後のレジ締め後)
現金紛失トラブル防止のため店長か社員の人に立ち会ってもらう。現金をカウントすると実査票という用紙に金額を記載していく。金額の一致後、現金を返却し、実査票に署名と捺印をもらう。(後々のトラブルがないよう、確かに現金をお返ししましたという確認)
実査票のイメージ
実査票
金種 数量 金額
10,000円 46 460,000円
5,000円 88 440,000円
1,000円 78 78,000円
500円 334 円
50円 40 円
5円 55 円
1円 155 円
合計 xxx 円
20xx年x月x日何時に上記現金xxx円を○x監査法人に提示し、監査人氏名に提示し、全ての物が返還された事を確認します。
店長氏名印
現金確認後、棚卸しカウントの網羅性チェックを行う。
*網羅性チェック...棚卸しのカウントが全て行われており、かつ二重にカウントされていないことを確かめること。
店舗全体を回って、棚番を全部数える。例えば、もし途中で棚自体が無かったり、棚に商品が何も無かったら、それは欠番として控えておく。
そして棚番の確認が終わったら、パソコン画面のカウント済みデータを見て、店舗の棚が入力されているかを確かめる。
具体的には、実際の棚は100番があるのに、パソコンのデータに棚番100が無ければ、100番の棚がカウント漏れということになる。
また、実際の棚番は200までしかないのに、201番の棚でカウントされていたら、それは不正な入力ということになる。
現金確認、店舗在庫カウント、棚卸カウント網羅性チェック終了後、帳在差異の原因究明、追跡が店舗側で行われる。