簿記基本 仕分の基本 七日目 Petty Cash メモ
小口現金とは(Petty Cash)
- 各部署ごとに予め用意して、渡しておいたお金
流れ：
① 会計係は一定の小口現金を、小口現金係に渡す。
② 小口現金係は、文房具代、電話代、電車代などの各種支払いをする
③ 小口現金係は、一定期間(通常、１週間や１ヶ月)を過ぎると、会計係に②の支払いを報告する
④ 会計係は、小口現金係が使った額と同額の小口現金を再び補充する
＊ J /Eは③(会計係に報告した時)にまとめて行うルールになっている。
小口現金の例：
- 旅費交通費 (Travel expense)
- 消耗品費 (Office Supplies Expense)
- 水道光熱費 (Utilities expense)
- 通信費 (Communication expense)
- 修繕費 (Repair expense)
- 雑費 (Miscellaneous expense)
小口現金は左側に記入する。
例題１：
A商店は、定額資金前渡制を採用し、小切手2,000円を振り出して、小口現金係に渡した。
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解答：
Dr. Cr.
小口現金2,000
(Petty Cash)
当座預金 2,000
(Checking Account)
例題２：
小口現金係は文房具代２００円を支払った。
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解答：
Dr. Cr.
仕訳なし
＊小口現金係が支払った時にはJ/E無し。後で会計係が報告を受けた時に行う。
例題３：
A商店の会計係は小口現金係から文房具代(消耗品費)２００円、電話代(通信費)８００円、ガス代(水道光熱費)５００円を支払ったと報告を受けた。
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解答：
Dr. Cr.
消耗品費(Office supplies expense)200
通信費(Communication expense) 800
光熱費(Utilities expense) 500
小口現金(Petty Cash) 1,500
例題４：
A商店の会計係は、小切手1,500円を振り出して、小口現金を補給した。
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解答：
Dr. Cr.
小口現金1,500
当座預金 1,500
