仕分 一日目
メモ:
取引によって何が増えて減ったか?
B/S
Dr Cr
Asset Liability
純資産
I/S
Dr Cr
Expense Revenue
Profit
仕分けで、資産、負債、純資産、費用、収益が増加した場合にはこの表のB/S、I/Sと同じ側に記入する。
逆に、資産、負債、純資産が減少したら、この表B/SのI/Sと反対側に記入する。
例題
テーブルをCashで1,000円で購入した。J/Eは?
Dr Cr
Furniture 1,000
or Equipment
Cash 1,000
棚卸立会 (店舗編)
倉庫編に続いて、今回は店舗編。
- 商品カウント
- 現金カウント(レジ、大抵、営業後のレジ締め後)
現金紛失トラブル防止のため店長か社員の人に立ち会ってもらう。現金をカウントすると実査票という用紙に金額を記載していく。金額の一致後、現金を返却し、実査票に署名と捺印をもらう。(後々のトラブルがないよう、確かに現金をお返ししましたという確認)
実査票のイメージ
実査票
金種 数量 金額
10,000円 46 460,000円
5,000円 88 440,000円
1,000円 78 78,000円
500円 334 円
50円 40 円
5円 55 円
1円 155 円
合計 xxx 円
20xx年x月x日何時に上記現金xxx円を○x監査法人に提示し、監査人氏名に提示し、全ての物が返還された事を確認します。
店長氏名印
現金確認後、棚卸しカウントの網羅性チェックを行う。
*網羅性チェック...棚卸しのカウントが全て行われており、かつ二重にカウントされていないことを確かめること。
店舗全体を回って、棚番を全部数える。例えば、もし途中で棚自体が無かったり、棚に商品が何も無かったら、それは欠番として控えておく。
そして棚番の確認が終わったら、パソコン画面のカウント済みデータを見て、店舗の棚が入力されているかを確かめる。
具体的には、実際の棚は100番があるのに、パソコンのデータに棚番100が無ければ、100番の棚がカウント漏れということになる。
また、実際の棚番は200までしかないのに、201番の棚でカウントされていたら、それは不正な入力ということになる。
現金確認、店舗在庫カウント、棚卸カウント網羅性チェック終了後、帳在差異の原因究明、追跡が店舗側で行われる。
監査シュミレーション棚卸立会(倉庫編)
メモ:
棚卸し倉庫(第1〜第3倉庫まである)
- 社内ルール通りカウント作業(パート、作業員による)が行われているかを見る
ハンディ(端末)で数える人とフィジカルで数える人の数が合っているかを確認し、カウントが合っていればシールを貼り、ダンボールを閉じる。これにより、内部統制が機能しているかを確認。
- 次に監査チームでのテストカウント(会社側のカウントをサイド確認するため)
U.S.CPA科目対策 やりかた(ザックリ)
[FAR]
J/Eのrecord, bookkeeping
簿記二級と一級の間くらいのレベル
*毎日やらないと忘れてしまうので、30分〜1時間でも実際に手を動かして、計算をして体に簿記を覚え込ませていく。
[REG]
TaxとBusiness Law
*なぜを基に問題数をこなすのみ。解答を読んで慣れていくこと。
Taxはbasisの計算、Business LawよりTaxの計算、暗記を繰り返してやった方が良いかもとのこと。
[AUD]
繰り返し問題演習を行うこと。
[BEC]
繰り返し問題演習を行うこと。
管理会計も出題範囲
経理経験者は監査業務で役立つ
経理経験がある監査人は、監査法人での仕事でその経験を活かせるという話。
経理経験者でU.S.CPA勉強中の人で監査法人に転職を考えている人にとっては面接、レジュメでアピール出来るポイントですね。
分析的手続き、詳細テスト
メモ:
*現預金の検討が終わると販管費の検討に入った。
販管費とは(Sales and General Administration Expenses)...販売費及び一般管理費のこと。I/S項目の一つ。売上原価や財務活動に伴う費用は含まれず、費用項目は企業が適当に設定する。
I/Sにおいて、売上総利益(Gross Profit) - 販管費 = 営業利益(Operating Income)
*監査手続書に販管費の手続きが書いてある。監査手続き書にはどの勘定科目でどんな手続きを実施するかが書いてあるもの。
*販管費は分析的実証手続きと詳細テスト両方やる。
−実証手続きは保証レベルに影響を及ぼす重要な虚偽表示を発見するために実行される。実証手続きは詳細テストと分析的実証手続きの二種類から、状況に合った方で行う。
特定の取引や残高を対象として個別に検証するのが詳細テスト。
ex)売上の金額を契約書と照らし合わせる。売上入金を通帳で確かめる。
−一定の関係性の中から発生すべき金額を推定し、全体の発生額を検証するのが分析的実証手続き。
ex)固定資産のBook Valueに対し、減価償却費発生額がおかしくないかの確認。従業員に対して、給与発生額がおかしくないかの確認。
人件費の増減表
表
給与手当の分析的実証手続き(正社員)
表
雑給の分析的実証手続き
表
*会社からもらう従業員データを鵜呑みにするのではなく。システムに登録されたデータからサンプルを取って雇用契約書を勤務開始日が一致しているかを見たり、退職した従業員がデータから除外されているかを確認する。
*役員報酬は詳細テストを使う。
株主総会の決議で定められた役員報酬の金額。